今日は祖父の葬式。もとい、葬儀祭。以前から、祖父の家の仏壇に線香がないのが不思議だったんですが、祖父の家は神道式。そんなわけで、神主さんが朗々と祝詞をあげてくれました。おかげで、祖父は無事に神となり、僕はすぐさま夢の世界へ旅立てました。おじさんに怒られた。で、葬式が済んだ後は飲み会となったわけで。
日付が変わってすぐに、祖父の訃報が届いた。
「まだ行ってないのはお前だけだから」というので、再び、祖父の見舞い。また説教か、そう思っていたら、祖父、あ〜う〜唸るだけ。僕の事、さっぱり分かってない様子。人間、死ぬときはこんなものか。暗澹たる想いで帰宅。
7 月になったというのに、朝晩の冷え込みにはストーブを使わざるを得ない今日この頃。ついに我が家にもブロードバンドの波が。といっても、YahooBB なんですけど。そのうえ、線路長が4 キロ越えてるんで、速度は1 メガバイトすらありませんけど。
自動車に乗っていれば、猫とか人とか一度くらい、轢きそうになるものですが、放し飼いの鶏や野生のキジを轢きそうになるのは田舎ならではだろうなぁ。つーか、鶏はいいの、ちゃんと道端にどくから。問題はキジ。あいつら道端にどかないの。飛んでピューッといなくなればいいものを飛びもしないの。つーか、バイクの前を先導しやがるの。しかも、微妙に速いの。邪魔くさいとか思うけど、その走りッぷりに思わず笑ってしまう。
ひきこもりからの脱出という事で、バイクで十和田湖に行くことにしました。片道70 キロ程。時間にして1 時間半くらいなんですが、やっぱり山道は怖いですね。曲がり角で、観光バスとぶつかりそうになった時は本気で死ぬかと思いました。つうか観光バス、車線はみ出しすぎ。で、途中、結構な数のライダーを見掛けたんですが、当然、彼らはそれらしい格好で上下ともにバッチリきめてるわけ。そのうえ、バイクは大型だったりでさ。一目で分かる、ツーリングライダーだって。で、僕はといえば、当然、普段着。半袖シャツ、ジーパン、スニーカー。おいおい、こんな山の中にコンビニはないぜ、とか言われてもおかしくない。思いっきり場違い。山の中、めちゃくちゃ寒いし。ごめんなさいごめんなさい、僕、すき屋の帰りに思いついて来ちゃっただけなんです。彼らを見るたびに、卑屈になった。めちゃくちゃ心細かった。
ところで、途中、キリストの墓に寄ったのですが、キリスト祭りが6 月の第1 日曜日だったのを知ってちょっと悔しい。来年こそ。
雨、風、雪など天候の影響をもろに受けるのがバイクの困る事ですが…。赤信号で止まっていると隣の車線から、「バイバイ、バイク〜」なんて子供の声が。そろりと周りを確認するもバイクに乗ってるのは他になく。面倒くせぇなぁ、どうせクソガキだろ、無視するか、なんて思いつつチラリと一瞥。そして驚愕。凄い可愛い子供だった。幼稚園児くらいか。いや、別に美幼女だったとかじゃなくて。男の子だったし。なんつうの、無邪気な笑顔? 少し訂正します。凄く可愛い笑顔だった。
いやっ、止めて、そんな顔で手を振られたら、アタイも手を振り返しちゃうじゃない。そんな柄じゃないのに。表情が、アタイの表情が緩んでいく。ぐあぁぁぁ、手、振り返しちゃったよ。しかも、アタイの笑顔、酷くぎこちないし。つうか、はにかみ混じり? なんで今日は半ヘルなんだっ。フルフェイスかぶれよ。ブサイクがはにかんでも余計ブサイクなだけだっつの。フルフェイスだったら、まだマシだった。多少かくれるから。こんな醜い顔を、汚れた顔を見せたくないの。少年の無邪気な笑顔は、クズには眩しすぎました。
で、信号が青になってホッとしたのも束の間。
手を振ってくる子供。
手を振り返すアタイ。
手を振ってくる子供。
手を振り返すアタイ。
手を振ってくる子供。
手を振り返すアタイ。
手を振っ…。
手を…。
手…。
…。
おいコラ。いつまで続くわけ。アタイは、こっちの車線の車の流れに沿って時速40 キロで進んでんの。そっちの車線は、前、がら空きじゃねぇかっ。サッサと行けッ、この呆けナスが。巫山戯んな。車輪が2 つしかねぇからって舐めてんのか。怒りの矛先は、親御さんに向かった。
ヘルメットの中でニヤニヤ。ときに馬鹿笑い。あぁ、フルフェイスで良かった。本当に良かった。けどスモークシールドじゃないから、見える人には見えていた、ッていう。やっぱりバイクは楽しいなぁ。つうか、審査を通って本当に良かった。
ブルーのDT125 は、2 ストに後ろ髪引かれるものの、却下。車種をTW に絞って、懲りずにレッドバロンへ。で、ほぼノーマル状態のものを探して貰ったら、26 万で見つかって、でもヘッドライトが四角くて(←96 年式だったかな)。さいたまの冬の星空の下、交通整理のおっさんと「ヘッドライトはやっぱり丸くないとねぇ」なんて語り合った、この僕が買うわけにはいかない。それに中古で26 万っていうもねぇ。もうちょい安くなりません? ちなみに新車だといくらですか?
「29 万5 千円。見積もり、作ってみる? あ、色は? これ、パンフね」
トントン拍子に事は運んだ。問題はクレジット会社の審査を通るか、です。
雨降るかも〜、ッてゴロゴロしてたら、親父様、「起きろボケッ、イエローハットに行くんだろ」ですって。なんか間違ってますが、いいたい事は分かりました。どうやら、車で連れてってくれるらしいが、親父と二人っきり。…会話に困るんだよなぁ。で、特に会話のないまま走る事20 分、レッドバロン到着。既に疲弊。で、店内には大学生らしき若者が3 人いて、エネルギッシュな、且つパワフルなアレにやられてさらにゲンナリ。あぁ駄目だ、彼らの若さが眩しいの。だからさっさと帰りたい。ならばさっさと用事を済ませねば。どんよりしながら店員に接触。
以上の条件を提示したうえで、店員に訊いてみた。いいモノありませんか?
「ありますよ。走行距離、たったの740 キロ。2 ストロークの面白いヤツが。値段は31 万5 千円。ローンは何とかなるでしょう。ヤマハですよ。色はブルーですよ」
結局、125cc と知って早々に切り上げ。せめて200cc は欲しいんだ。で、手ぶらで駐車場に戻ると、車内で親父は暗い顔。どうしたんですか?
「若い連中の気にあてられた。俺ももう年だ」
嫌なところで血の繋がりを感じた。
今朝は本気でやばかった、諦めかけた。無理するな。悪魔が何度も囁いた。お前はもう充分に我慢した。通勤途中で便意を催し、耐える日々に嫌気がさしたので、バイク購入を決意。終わったらレッドバロンに行こう。そんな日に限って残業を押しつけられた。
健康診断でした。
猫背とO 脚を矯正したら、身長が1 センチくらい伸びるだろうか。
シベリアン・ハスキーのクマは我が家の愛すべき犬なのですが、優先順位が俺よりも上である事を主張しているらしく、隙あらば噛みついてきます。その攻撃をひらりとかわす事で、そうではない、俺の方が上なのだ、と無言のうちに教え込もうと思ってるんですけど、方法を間違ってますね。この2 ヶ月間で3 度噛まれています。取り敢えず、ナウシカさんの様に噛まれながら、「大丈夫、怖くない」とか言っても全く効果はありません。要注意。
そんで、今日は近所の公園で、犬の予防接種。公園に着くまでは、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしていたのに、公園に着いた途端、大人しくなったのはちょと意外。挙げ句、すり寄ってくる始末。他の犬の緊張が伝わったのでしょうか。そんな具合だったので、獣医さんにいわれて、クマを抑え付けた時も、噛みつかれる事はなくて。俺の気持ちが伝わったのか、なんてクマの顔を覗くと、鼻にシワを寄せまくり、牙剥き出し状態。油断大敵。
「今にも死にそうだ」なんて聞かされたので、祖父の見舞いに行ってきました。「24 で好きなおなごもいねぇのかっ。人間の屑だな」と始まって、祖父に説教される事1 時間。死にたくなりました。元気じゃん。
歯医者に通う事、8 回。今日で治療も最後だと聞いていたので、喜び勇んで来たわけですが。これまでで最高の痛みを味わい、普通に泣けました。そのうえ、もう一度通う羽目に。
幼なじみのタカヒロとドライブに行ったのですが。楽しそうに車の事をしゃべくる友人を見て、高校生の頃はネオジオやネオジオCD に興じる熱い格ゲーマーだったのになぁ、と感慨に耽った。